5月2日、1日早い憲法記念日の集いが、浜松・憲法9条の会の主催で、浜松情報センターで、行われた。 講師は国際基督教大学の千葉 眞(しんと読む)氏。 科学者9条の会の呼びかけ人。オックスフォード大、プリンストン大で、神学をまなんだ、神学者。
後半で、安倍氏の「積極的平和主義」は「積極的戦争主義」であると、断じる。ここは共鳴。
テーマは「8月革命70周年を迎えて 安倍政権の<積極的平和主義>を批判する」となっている。8月革命とは何だろうと、疑問を持ちながら聞いた。前半は、この説明に費やした。
敗戦という現実は、否応なく恭順しなければならなかった、神権主義から、国民主権への体制変革がなされたという意味で、「8月革命」とする考えが、法学者、憲法学者に支持されているという。これに対し、戦前回帰をもくろむ安倍政権は、反革命となる。 ものすごく省略すると、こうなる。
学問的には、なるほどと思うし、大学の法学部の講義の中では、これで良いのかもしれない。ただしこの説は、国民に認知されていないというか、誤解を与える。不特定多数にチラシを配布して、宣伝するのなら、もう少し考えてほしい。 全半がなくても、十分憲法記念日のイベントにはなるのだから。
質疑の中で、同じ疑問を持つ人が、マイクを持った。 私も質問したかったが、時間切れになった。
予告1 梅原司平・小さな弾き語りコンサート
とき 5月17日(日) 17:00~
ところ サーラシティー浜松
予告2 「戦後70年 浜松・平和のつどい 「憲法9条は世界の宝だ」 講師 宝田 明氏(俳優)
とき 9月20日(日) 13:30~
ところ 浜松市福祉交流センター