消費税が上がって

　４月から消費税が8％になった。一世帯当たり、年間１０万円になるという。賃金は２３ケ月連続で、マイナスになっている。増税は社会保障の為と政府は言うが、増税分で、社会保障に回るのは１０％だけ。そもそも消費税が始まった時、社会保障の為といわれたが、社会保障は悪くなるばかり。古今東西を問わず、税金を上げるのは戦争の準備の為だ。
　年金・医療費・介護の改悪で、社会保障の為ななんて、真っ赤なうそ。一方で、復興特別補遺人税を廃止、投資税減税、交際費減税で１．５兆円、さらに法人税減税をたくらんでいる。国土強靭化の名目で、公共事業を巨額を使う。軍事費も、５年間で２４兆６７００万円。　まさに軍拡予算だ。大企業の内部留保２７０兆円は、まったく手付かずなのだ。